‪‪ヤバイ忘れてる!はチャンス‬!学習を邪魔するマイナス思考と結果が出るポジティブ思考術‬

人間の記憶のプロセスは、大きく分けて三つに分かれています。



それが「記銘→保持→想起」です。



簡単に言ってしまえば「インプット→保管→アウトプット」です。



このどれか一つでも欠けると記憶は不完全になってしまい、問題に正解できなくなってしまいます。



たとえば、インプットがスムーズでも、アウトプット=思い出すのが下手な人は、自分の記憶をうまく取り出して使えません。



試験中は『何だったけな、えっと…』と、アウトプットの連続です。



試験のためには日々の学習でアウトプットの練習を取り入れることが大切です。



選択肢を5つから2つまで絞れても、2つとも知識が曖昧だったり、うまく取り出せない経験をしたことがあると思いますが、その時点で確率は2分の1、正答率は50%です。



全問そんな調子では合格ラインの60%、平均ラインの70%には遠く及びません。



また、インプットもアウトプットも上手だけど、長く記憶を留めておけない……なんて人は、そもそも記憶力がいいとは言えませんね。



このように人間の記憶は三段階で構成され、全てがうまく組み合わさることで、記憶としてうまく働き、問題に正解することができます。



と、ここまではこのブログで頻繁に言っていることなので、他の記事も見ている方々にとっては見飽きた内容ですが、



今回のテーマは知識を忘れてしまった時の、心のコントロール方法です。



簡単に言えば『ヤバイ!忘れてる!』と気づいてしまった時、どう考えて乗り越えれば良い成績に繋がるかという話です。




皆様は『ヤバイ!忘れてる!』と気づいたら




マイナスな気持ち



プラスな気持ち



どちらの気持ちになりますか?

よければ考えてみてください。






多くの人はマイナスな気持ちになったのではないでしょうか?




ここでプラスな気持ちを抱く人は少ないですね、大抵の方はマイナスな気持ちになってしまいます。



『ヤバイ!忘れてる』と気づいた時、人は「あんなに頑張って覚えたのに…涙」「あの1週間は一体…涙」と落ち込んでしまい、マイナスな気持ちになってしまいます。



実はこのマイナスな気持ち、勉強に『とっても』良くないんです。



辛い、楽しくない、ストレスを抱えている、などのマイナスな気持ちは、心が病んでしまい、近年話題の受験うつを発症する原因にもなっています。



これでは出題範囲が広く、継続的な学習が求められる国家試験・卒業試験の学習には悪影響です。



勉強に大切な芯の部分は、心や気持ち、モチベーションです。



また忘れてる!orz

あ、また忘れてる!orz

あ~、また忘れてる!!orz



と気づくたび、みるみるマイナスな気持ちになってしまい、ついにはどん底まで落ちて、勉強する気力が失われてしまいます。



しかしこのマイナスは少しの前提知識と考え方次第で簡単にコントロールできます。



それでは方法を伝えていきますね。




まずは前提知識です。



皆様は頭の良い人とはどんな人だと思いますか?



頭が良い人=知識を忘れない人と思いますか?



以下の記事を読みながら答え合わせをしていきましょう。




こちらはエピングハウスの忘却曲線というグラフです。



人はどのくらいの時間で

○%忘れてしまうかを表したものです。



知識を得てから


2時間後は70%忘れ


1日後には75%忘れ


2日、3日と続くほど知識は薄れ


最終的にはほぼ全て忘れてしまいます。



人は1日では75%も忘れてしまうのです。

思っていたより高い数値ではなかったでしょうか。



確かに、バイザーに言われたことも1日経つと案外忘れているものですよね。



(鰐部も、学生時代はよく実習中に怒られていました。)



このまま、忘れっぱなしにするほど知識は薄れ、合格から遠ざかってしまいます。



これを見ると分かることは、人は「忘れて当然」なのです。



「ここまで勉強したから大丈夫!」「忘れるはずがない!」と、どんなに信じていても忘れるのが当たり前なのです。



いろいろな学生を見てきましたが、勉強をしても「忘れないはず」と思っている人ほど、勉強ができない傾向があります。



(これは非常によく見られる光景です。)



なぜなら「忘れる経験」をまだしたことがないからです。



勉強をある程度長く行なっている熟練者や、成績が良い人は皆、忘れた経験をしています。



その必ず通ってきた道をまだ通っていないということです。



そのため、熟練者や頭の良い人ほど、"忘れることが当然"だと思っています。



勉強が出来ない人に頭の良い人はどんな人?と聞くと「知識を忘れない人」と大抵答えますが、じつは違います。



頭の良い人は「忘れたあとに知識を取り返すことが得意」な人なんです。



頭の良い人=知識を忘れない人

ではなく。


頭の良い人=忘れるのが前提・取り返すのが上手な人

なんです。



頑張って覚えたはずの知識を忘れていることに気づき落ち込むのは、初めて本気で勉強を始めたばかりの人に見られやすいパターンです。




忘れることは皆、必ず通る道です。

大切なのは、取り返す仕組みを勉強に取り入れているかです。



その仕組みが復習です。

復習をすることで、この右肩下がりの知識の定着度を高めることが可能です。



それは1回ではありません。



定着するには何回か繰り返す必要があります。



まず目安としては"1週間に3回"復習をしてみましょう。



当日中の復習・翌日の復習・その週内の復習



この3回で知識が定着できる人もいれば、足りない人もいます。



そういう方は4回・5回と回数を増やし、自分に必要な復習回数を見つけていきましょう。



そして定着が出来ているかを確認するには、練習問題を利用しましょう。



復習をしたけど練習問題が解けない・知識を思い出せない・間違えている。



これは知識を忘れていることになりますね。

復習が足りないということです。



勉強で自分が出来ているか"確認"をするというのはとても大切なプロセスです。



暗記で終わるのではなく



暗記→想起→確認をすると良いです。



・想起:学習中に思い出し



・確認:知識を想起できるようになったら、練習問題を確実に知識を思い出しながら解けるか確認



是非、普段の学習に取り入れて頂ければ幸いです。




前提知識小まとめ



・エピングハウスの忘却曲線を考えれば、忘れるのは当たり前!


・ここまで勉強したから今後も絶対忘れない!と思わないこと


・勉強できる人ほど忘れるのは当たり前と思っている


・忘れるのを前提に復習を取り入れる


・当日、翌日、週内の復習3回制度を取り入れる


・覚えっぱなしではなく、出来ているか「確認」をする。




ここまで忘れるのを前提に復習を取り入れよう、という話しをしてきました。



つぎは考え方について紹介していきます。



試験に勝つためには、どれだけ自分を"ポジティブ"にしながら勉強するかが大切です。



私、塾長鰐部自身も、今思い返せば大学受験勉強中に超ネガティヴになりすぎてしまい、受験うつを発症していました。



受験勉強終盤で、忘れている知識が見つかりすぎて、その度に



また忘れてる!あ、また忘れてる!あ~、また忘れてる!!涙



とまさに本記事冒頭に書かれている状態になり、日に日に気力を失い、最後はフラフラでした。



心や気持ち、モチベーションが無いと頭が働かないため、知識も全く頭に入りません。



そこで大切なのは忘れている自分に気づいた時の考え方です。



勉強中思い出そうとして思い出せなかった知識、模試で見つかった忘れてしまった知識。



これらは忘れている!というイベントにより、その知識たちは過去の学習時の数倍、認識されるようになります。



この知識を復習すると、復習前と後、どちらの方が強固な記憶になりますか?



もちろん後者です。



結果で言えば、忘れていることをきっかけに知識が以前より強固になったということです。


忘れたことがきっかけでプラスになりましたね。



ということは忘れている=チャンスなのです。



『ヤバイ忘れてる!はチャンス!』



です。



一番、悪なのは「忘れている」にすら至っていないことです。



簡単に言えば「初めて見る知識」ということです。



忘れている=勉強したことがあるということです。



初めて見る知識より、ウンと格が上ですね。



忘れているのは勉強をしている証拠です。

マイナスになる必要はありません。



忘れるのは勉強ができる人ほど、当たり前。と思い、そしてこう考えます。



『ヤバイ忘れてる!はチャンス!』



皆さまも知識を忘れていることに気づくたびに、こう思ってくださいね。



何度も言います。



『ヤバイ忘れてる!はチャンス!!』



です。



忘れていたら、復習を繰り返す。



それだけです。


3回目でも2回目より、また記憶が強固になります。



4回目でも3回目より、さらに記憶が強固になります。



何度だって繰り返しましょう。




このアドバイスを昔の自分にしてあげたいと本気で思います。



皆様は是非、昔の私のようにはならず、試験当日までポジティブを保ちながら、日々の学習に取り組んで頂ければ幸いです。



もし、実際にどうやって勉強すれば良いかなかなか分からない。不安という方はご連絡下さい。一緒に解決方法を考えていきましょう。

 


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